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あいこ.kの言いたい放題

どんな内容があろうと引くんじゃねーぞ!!

バンクーバーの事件から思うこと④

続きね。あいこ.kだよん

日本にいて日本人の薄汚いオヤジに声かけられたら皆さんはどうする??

適当にスルーするか完全無視するか、不審者扱いするか…絶対そうするよね?笑

私もそうさ。

私に話しかけるんじゃねーよ!この糞オヤジ!身の程知らずが!!

て言うよ。

でも英語マジックてのが世の中にはある。

これは外国人慣れしてない日本人だけなのか?よくわからないけど。

外国人を目の前にすると英語が話せなくなるとか、みんながハンサムに見えちゃうとかよくあることだよね??

だからどんだけハゲでデブでも爺でも流暢な英語さえ話していれば格好良く見えるってわけだ。

日本人でも言える。

頭が脂っぽい眉毛がゲジゲジの男または女だってペラペラと英語を話していれば好感度は上がるはずだ。少しだけね笑

留学生にはそんなマジックがかかるのだと私は思う。

 

もちろん。私もその一人。

話を戻すが私に話しかけてきたおじさんも申し訳ないが全く私のタイプではない。

青い目をした金髪の肌の白いただのおじさん。

それだけ。

実は殺人犯かもしれない。変態かもしれない。生活保護受けてる底辺かもしれない。

それでも何の疑いもなく「良い人」と思ってしまう。

英語ができない日本人に手をさしのべてくれる優しい外国人。

と思ってしまうバカな私だ。

「日本人留学生だよね?何か困ったことでもあるのかい?」

みんなが自分の事をわかってもらえないある意味英語の話せないバカな日本人だというレッテルを貼られて冷ややかな目を向けられている中で優しい一言をかけられたら、すがりたくもなるものだ。

そんなバカな。と思うかもしれないが、そう思う人は是非一人で行ってみてほしい。

知らない薄汚い爺にでさえ着いていきたくもなる私の様なバカな日本人女の気持ちがわかるはずだ。

 

私は事情を片言の英語で話す。爺さんは理解しようと必死に聞いてくれる。

「カード使えないなら買い物やめて、うちでご馳走してあげるよ。一緒にどう?」

爺さんは言った。

「本当にいいの?」

私はそれしか言えない。反射的に出た言葉がそれだからだ。

「もちろんさ。さぁ車に乗ろう。」

私は何の疑いもなく車に乗った。全く恐怖心はない。不思議なものだ。

こうやって知らないうちに連れていかれて、知らないうちに殺されてしまうんだろな…

今になってそう思う。

車はどんどん森の中に入っていく。すると一件のお洒落な広い家に着いた。庭にはたくさんの植物が育てられている。

「ここが僕の家だよ。入って」

爺さんは嬉しそうだ。

今から私を料理するのだろうか…いや、そんなことは一切考えてもなかった。

きれい!広い!すごーい!私は大喜びではしゃいで部屋の中を見回し、ソファーに腰かける。

爺さんはドイツ料理の出前を頼んだ。

料理が来るまで音楽をかけて部屋でダンスをしようと言ってきた笑

とりあえず適当に踊った。話を聞いているとどうやら大学の教授らしい。離婚していて一人暮らし。アジア人が大好きだとか。

まぁまぁまともな人間だった。

でも私にはそんなことどうでもよかった。

初めて一般的に言う世間話がができたことに感動していた。

通じるじゃないか!しかも聞き取れる!ってね。

でもこれは相手が理解しようと努力しているからなんだ。下心があるからね。

それを勘違いしちゃいけない。

 

その日はドイツ料理を食べてから家まで送ってもらった。また会おうと約束した。

 

無事に家に着いた。

なぜだか私は興奮していた。

知らない土地で知らない人とこうして過ごしている自分に。

私は日本にいる卒業旅行へ行ってる団体でないと行動できないような奴らとは違うんだ。

留学先にきても日本人同士で団子になってる奴らとも違う。

私は一人で頑張ってるんだ。って。

私はただ興奮していた。